ライオンズクラブにまつわる

エピソード〈1〉



Helen Keller(ヘレン・ケラー)女史とイオンズクラブ

ライオンズクラブは何故、
視力障害者の福祉対策に力を入れるのか?

 それは、1925年、ライオンズクラブ・セダーポイント国際大会に端を発します。第9回ライオンズクラブ国際大会はオハイオ州セダーポイントにヘレン・ケラー女史を招いて開かれました。女史は、世界各地から集まったライオンズに向かって、「ライオンズは、暗闇をひきさく十字軍の騎士たれ」と訴えました。「あなたのランプの灯をもう少し高く掲げてください。目の見えぬ人々の行くてを照らすために」この演説を聞いて感動したライオンズクラブのメンバーは、以来70年以上にわたって、盲人福祉活動を続けているのです。

 このようなわけで、1968年87歳でヘレン・ケラー女史は亡くなりましたが、その命日である6月1日は、ライオンズクラブ国際協会ではヘレン・ケラー・デーとしているのです。 

(The Lion '99.6 ヘレンケラーとライオンズクラブの視力障害者福祉・L佐藤隆久[熊本第一 LC]抄録 )